効率化で売り上げが上がるビジネスモデル

今日の記事はお金儲けができるお話です。
私は基本的に、作業効率化でできるのは費用を削減することであって、直接売り上げを上げることはできないと思っていますが、このビジネスモデルなら入ってくるお金に直接アクセスできます。

テスト画面の貼り付け業務

プログラムを作成した後に、その動作が正しく動作しているかチェックして、その結果のスクリーンショットを残す、という業務があります。
どんな業務か解説すると、テストの指示書があって、その操作をした時に、望んだ結果になるかをチェック。その証拠を残すためにその画面をExcelに貼り付けるという業務です。
例えば、「コマンドプロンプトで『type D:\実験\2019\7月\一覧.txt』と入力したら『A:123改行B:2345改行C:10』と表示されることを確認する」というテストがあった場合、コマンドプロンプト画面を表示して、『type D:\実験\2019\7月\一覧.txt』と入力して、『A:123改行B:2345改行C:10』と表示されるか確認します。
そしてその画面をPrintScreenキーでスクリーンショットして、Excelの該当のテストのセルに貼り付けます。
1つ1つはそれほど時間がかからないので、あまり効率化をしても意味がないように思いますが、テストの項目が何百、何千とあるので、1つ1つの小さな効率化が積み重なって全体的に大きな効率化につながります。

テスト業務のビジネスモデル

現状、テスト業務は、常駐の外注業者にお願いしているケースがほとんどです。
業務にかかった時間と人数で金額コストが決まっています。
つまり、非効率であればあるほど、外注業者にとっては売り上げが上がります。
でも、これって時間がかかることって本当にいいのでしょうか。
プロジェクト全体で考えれば、最終的な開発したものの売上金額は、エンドユーザーが支払ったお金次第です。
売れるソフトであれば黒字になることは簡単でしょうが、そもそもこれから販売するプロダクトに関しては、本当に売れるかどうかは正直バクチです。
外注業者を使う販売元としては、もしも売れなかった場合のことを考えると、開発に関わるコストは最小にしたいところだと思います。
すでに受注している商品に関しては、開発コストが膨れ上がること=利益がなくなることになります。
だから、外注業者は、受注金額を時間、人数で決めるのではなく、事業全体として受注した方が、発注側に対してもわかりやすいとも言えます。
その場合、効率化すればするほど受注側としても利益につながり、効率化する意味がはっきり出てきます。
将来のために効率化のテクニックを手に入れようというような、いつ達成すればいいのかわからない目標ではなく、目の前にある具体的な目標としてのスキルアップができるということです。

具体案

本当は、規模によって効率化するためのツールを開発すればいいのかもしれないですが、それほどの規模ではない場合もあります。
そこで、Excelを使った効率化案を考えてみました。
あくまで例なので、細かい修正は適宜必要になりますが、参考になると思います。
まず、テストをする場合、このようなテスト仕様書に対応したテストシートがあると思います。
(テスト内容がここまで具体的に書いてないかも。その時はテスト仕様書を見ながら進めます)

1-1のテストを実施したら、実施日とテスト結果を記入し、実際のテスト画面を結果画面に貼り付けます。
まず、準備をします。
セルE2に画面を貼り付けていくのですが、貼り付けたあとにサイズ変更する手間を省きたいので、はじめに使用するコマンドプロンプトの画面をセルE2の大きさに合わせておきます。

あと、Excelシートのほかに、できればコマンドプロンプト画面のみ表示しておきます。
そして作業指示に書いてある入力内容をコピーします。

それを貼り付け、結果を確認します。

結果がよければ、Excelシートに日付と結果を入力します。

このとき、結果は選択肢から入力できて、選択したら実施日が自動で入力されるような仕組みを入れておけば、そこも時短、効率化になりますね。
その後、結果画面のセルを選択します。

ここからポイント。
Alt→N→ZI→SC→Enterとキーと押せば、それだけで結果画面が張り付きます。

「AltNZISC」です。
スクリーンショットを取る機能はExcelにはあるのですが、それをマクロやVBAで自動化することはできないので、アクセスキーを暗記して操作することで対処します。
自動化できるところは自動化、できないところは人間がフォローするということです。
「AltNZISC」をキーボードマクロに仕込めるフリーソフトがあればそれで対応してもいいかもしれないですね。
今回の例はExcelで簡単にできる効率化ですが、もっとVBAを整備したり、いろいろなガジェット、RPAを組み合わせることで更なる効率化ができるかもしれません。
そのためには、テストの実施方法と結果を記載するシートのフォーマットをすべてのテストで統一化する必要がありますが、それが困難で時間がかかっても、テストが終了するのにかかったトータルの時間が半分になるのであれば、効率化した方がいいですね。
その分、利益になるのですから。

サトウヨシヒロ

Excelを中心としたMicrosoft Officeの魔法使い。
仙台市在住のフリーランスのパソコンインストラクターです。
1969年1月生まれ。
Excelを黎明期から30年近く使っています。Wordも使えます。
出版社様と一緒にExcelの情報発信もしています。
最近は羊に夢中です。
2019年はRPAと業務効率化を勉強しています。

Twitterでも業務で使える便利なOffice技をめっちゃつぶやくツイッタラーです。@yosatonet

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