ビジネスメールにおける顔文字はてへぺろである

ふざけたタイトルの記事ですが、今日はネチケット(死語)のお話です。

ネチケットとは

昔はそう呼んだのですが、ネットをする上でのエチケット、略してネチケットです。
もうすっかり聞かなくなりましたね。
ネットにはやってはいけないエチケットがある、そんな風に昔は言われていて、今でいう、なんとか警察みたいな人たちが、少しでもそのエチケットから逸脱したのを見つけると、それはやってはいけないことだ、こうするべきだ、と強制してきたものです。
でも、本気でみんながエチケットを気にしていた、そんな世界でした。
私もパソコンスクールで本気でそのエチケットを守るようにと教えていました。

ネチケットの代表、仕事で顔文字は使ってはならぬ

ネチケットでよく言われたのが、メールで顔文字を使っていいか。
これは、人によってはどんなケースであればバカにしている印象があるからダメだという人もいましたが、指導する立場として正式には使っていいという人はいませんでした。
私が指導していたのは、端的には「ビジネスでは友達同士でもNG、プライベートではOK」でした。

ビジネスにおいては、いろいろな考え方の人がいて、例えばネクタイをしていなければいけないとか、茶髪はダメとか、人によってはいいという人もいれば、悪いという人もいる。もしも印象が悪ければ信用を失うよね、それが理由でした。
今でも基本はそう思っていますが、時代の流れなのでしょうか、昔ほどビジネスで顔文字を使ってはいけないとは思わなくなりました。
というのも、自分としては経験を積んで、TPOをわきまえた使い方が当たり前にできるようになって、言葉でルールにしなくてよくなったし、よく考えたら、自分が仕事上のメールに顔文字が書いてあってもなんとも思わないということに気付いたことが大きいです。

一定の効果はあったの

でも、今考えると、ネチケットも一定の効果があって、そのうえで今のネットのコミュニケーションがなる立ってるのかなとは思います。
時々、ネットの初心者がネチケットに逸脱した使い方をしています。極端な例がバカッターです。あれは社会通念上、許されないことをしているからいけないし、それがわかってるから、みんなが怒るわけで。
でも、それはネチケットのスケールを読み間違った初心者だから、その知識がなかったから、起きたことなのかもしれませんね。

今でも残るネチケット

みなさん、知らないと思うのですけど、私はツイ廃と呼ばれるくらいのツイッターの使い方をしているヘビーユーザーなのですが、ツイッターにはネチケットが存在しています。
ツイッターには、リツイートという機能があります。これは、みんなに広めたいなというツイートをみんなに広める機能で、ワンボタンでだれでもすぐできます。
これを突然やってはいけないみたいなルールがあります。少なくともフォロー、フォロワーというお付き合いがないとしてはダメと。一時期話題にもなりました。
確かに誰かの言ったことをいろいろな人に広めるのはなんか嫌と思うのですが、でも、ツイッターの発言て誰でも見れるじゃないですか。なら見ようと思えばいつでも見れるんですよ、メールとの違いはそこ。そしてSNSはそういうもの。なので私は別にやってもいいんじゃないかって思います。おそらくフォローフォロワーではなくリツイートダメって言ってる方は、自分の書いたツイートが実は誰でも読めるということを知らないのかもしれないですね。でも、ツイッターのメッセージ機能でのやり取りは相手にしかいかないですから、メッセージの内容は広めちゃダメですよ。ここ、区別。
あと、LINEの既読ですね。
なんか喧嘩とか傷害事件にも発展してるじゃないですか。これも仕組みの理解ができてないわけで、その人とのトークルームが開いていたとしてもその画面を実際に見ていなければ見てるか実際はわからないという、普通の考えが抜けているように思います。
トークルームが開かれてれば既読にはなるでしょうけど、見てなきゃリアクションはできません。あ、何言ってんだろ、私。そもそも、相手の通信に対してリアクションをしなくていいのがネットの世界であって、もし強制的にリアクションが欲しければ電話するなり、直接話せってことですよ。

あと、ビジネスにおけるメールでも、上司と部下のメールのやり取りも、最後は部下がやり取りの終わりメールを送るって聞いたことありませんか?
そうなんですって。多分上司が閉める作業をする手間をしてはいけないということなんだと思うんですけど。
それと上司を敬うっていうの、どうも違くないですか?そもそも締めのやり取りが必要ならば、チャットでやろうって話ですよ。チャットだって別に締めなくてもいいし。
ネチケットは、コミュニケーションの上では必要なのかもしれないですが、なんてったって仕事の効率化が言われている時代に合ってるものとそうではないものがありますね。

まとめ

府機関でさえ、あの、海外セレブが自分のキラキラしたことを発信しているツールだったはずのインスタグラムを戦略的に使っている時代、昔なら絶対に考えられなかったと思いますが、でも今はそういう時代なんだなと、インターネット黎明期から使ってる身としては思うわけです。
あと、仕組みを知ること、それがイライラしていることが間違いで無駄だと思える第一歩。無駄なイライラはしたくないです。
というと、ネチケットを守っていない人に「今はこんな時代なのに、なんでそんなこと強制するの?」っていう人も出てくるかもしれないけど、そういう他人を陥れるような、わからない人にそうじゃないからとバカにしたり、人格を否定したりするのはネチケット違反以上の最低な行為なのです。
今回の私の記事が、まさにそんなことをしてるように見えますよね。
そうなのかも知れないですけど、一番言いたいことは、ネットで誰か一人の行動を否定するなってことなんですね。
あ、タイトルですが、ニュアンスでわかってほしいんですけど、メール書いてて、なんとなく説明しにくいこととか、自分のせいではないけど、悪めの報告なんかは非常にしにくいのですが、「こんなふうになっちゃった、てへっぺろっ」な感じでなんというか少し報告しやすくなるんじゃないかな、それならば顔文字使ってもいいかなと思います。上司との関係で使うかは判断してくださいね。そこは当ブログは責任取れませんヾ(≧▽≦)ノ。

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