私の思っているRPAのイメージ

RPAを今年のテーマにすると宣言したのですが、さて、RPAって何か具体的にわかりますか?
私ははじめに説明された時にはよくわからないものでした。
今でもよくわからないままRPAをテーマにしていますので、ちょうどよく初心者の皆さんと一緒に覚えていけるかなと思っています。
今日は、今のRPAに対する私が持っているイメージ、RPAってざっくりこういうもんなんだろうなというのを書いていきます。
RPAは、コンピュータを使って業務データを自動的に処理してくれる仕組みです。人が何もしなくても動いてくれるもの、人の代わりに仕事してくれるものです。
RPAのRはロボットの略なので、ロボットが人間の代わりにキーボードやマウスでコンピュータを操作してくれるというイメージを持っています。
実際にロボットがいるわけではなくて、マウスの動きやキーボードの動きをしてくれる、RPAはそういうものなんだろうなと思っています。
画面上だけマウスやキーボードが動いているような感じに見えるので、傍から見たらあたかも透明人間が操作しているように見えるのかもしれませんね。
もちろん、RPAがマウスなどで操作するのもソフトウェアです。もしかしたらそれはWordやExcelでビジネス文書や帳票を作成し、Gmailで作成したものをあらかじめ決めていた送信先に送るというものになるのかもしれません。

すべての仕事がRPAになればどれだけ楽でしょう。しかし、RPAはそれほど優秀ではありません。
例えば、販売から請求までの流れを考えると、販売するのは人です。
もしかしたら販売受付はコンピュータで受け付けられるかもしれませんが、買う方は人です。買わせることは自動的にはできません。
販売をしたデータは、仕組みを作っておけばデータベースに登録されます。でもこれはRPAではありません。お客様が注文するというアクションから始まる登録プログラムです。
そこから実際の物品をアサインするのは人です。
しかし、超有名通販企業Amazon社はそのアサインの手続きを、データベースから、整理された倉庫内のロボットに指令し、梱包、配送先のステッカーを張る作業をロボットが行えるようにし、人が関わる力を最小限にできます。
その省力化、コストダウンの分、送料を無料にしたり、クレーム対応をしたりする付加価値が充実できているのです。私は、Amazonのこの例は、実際のロボットを使ったいいRPAの例だと思います。

今最新のコンピュータ技やIoT技術を知り、その中から無理のないコストで導入できる自動化できる、人がしている作業を自動化できる業務をリストアップし、置き換えていくというのがまずは必要なのかなと思います。

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