パソコンは自分の好きなように使ってこそ力を発揮する

パソコンはパーソナルコンピュータの略です。私は自分が自分のためだけに使うものがパソコンだと思っています。

もちろん自分の使い方で使っていいので、犯罪以外なにをやっても自由です。

しかし、世の中には禁止と指導している現場や情報が溢れています。

自己表現のためのパソコン処理

パソコンを自分のために使うというのはどういうことでしょうか。

パソコンのスキルやイメージ、向き合い方は人それぞれです。私はMacしか使わない!と言っている方がいるように、パソコンはある意味、その人の生き方の部分もあります。

そんな中、パソコンは何のためにあるかというと、インプットとアウトプットがあって、個人的な日記なら別ですが、ほとんどの場合、自分と他の何かを繋ぐためにあるものです。

誰かから受け取った情報や考え方を自分なりに消化してアウトプットを作るもの。それはパソコンを使わずにでもできるけど、パソコンを使った方がはるかに処理がはやく、多くのものをアウトプットでき、その積み重なったものは自分の想像を超えるようなアウトプットになっている、というのがパソコンの醍醐味、面白さな気がします。

自分の中で処理をすることこそ、その人が仕事を通して自分を自己表現することなはずです。

Excelで表現するのが得意な人もいるでしょうし、RPAをじっくり組み上げて表現するのが得意な人もいるでしょう。

もし、そこで自己表現する手段が禁止されるのであればいいアウトプットができなくなるかもしれないです。

切り分けよう

禁止というのはいつも極端だと思っているのですが、その根本にあるものを考えると禁止の意味合いが変わってきます。

パソコンは、自分以外のものとのやり取りなのですが、その相手側が使うものやみんなで共通で使うものに対して誤った操作で中身を壊してしまう。自分のアウトプットをすることだけを考えて操作した結果、Excelの計算式を壊してしまう、といったことが起きてはいけないのです。

その部分での約束事はあると思いますし、その部分でやってはいけないことを禁止するというのはわかります。

しかし、仕事というのは入力されたものを締め切り通りに考えられる最高の品質でアウトプットされれば成立します。それはどんな方法で行っても構わないはずなのです。

みんなが使うものにはルールは必要だけど、自分のパソコン上で作業することに関しては自由でいいのではないかと思っているのです。

大事なのはスキル

とはいうものの、やっぱりアウトプットの質や納期通りの仕事については、守られなければなりません。もし、パソコンの利用の方法が間違っていたり非効率だったり、規範意識が薄くてルール通りに作業できなかったり、そういったことができていない場合もあるでしょう。

でもそれは、個々のスキルが低いことが原因で、もっと言うと禁止を宣言するマネージャー層の教育スキルにかかっている部分でもあります。

もしDXを掲げるのであれば、そうではなくても効率化したいと本気で思っているのであれば、スタッフ全員が最新のIT技術に興味を持ち、それを自分の中でどう活用できるか、そのためには全体のルールとして何が必要なのか、もしノーリスクでやるならどこまでできるのか、を考えることが、これからのビジネスシーンには求められると思います。

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