RPAとは何かを考えた結果

今自分が勝手に思っているRPAとはこういうもの、というものを書いてみます。
いろいろ勉強した結果です。果たしてあっているのでしょうか。

RPAの定義

人間と同じ動きをするロボットがマウスやキーボードを操作するもの。
実際には、そのようなロボットは存在しないが、パソコンの画面の中にいる妖精さん(仮想プログラム)が操作する。

RPAのようでRPAではないもの

次のものは、基本的に妖精さんではないので、RPAっぽくない。RPAは、実際の目の前の画面が、あれ?人が操作してるの?って思わなきゃいけない。

CRON

CRONは実際の画面上で操作が見えないからRPAではない。

Excelマクロ

Excelマクロは人ができないスピードで操作するからRPAではない。

IFTTT

ボットであってロボットではない。

ロボコン・ドラえもん

すでに自立型ロボット。

ガンダム

人が操作するからロボットですらない。(モビルスーツ)

エヴァンゲリオン

人造人間。

これはRPAだと思うもの

自分の中の定義で定義するRPAは次のような例があります。
こうやってみるとコンピュータの中というより、もっとハードウェアっぽいものが多いです。

自動運転自動車

人がいないのに、実際の車が動いている、ハンドルまでリアルタイムで動く。

Amazonの倉庫で動いている配送ロボット

人じゃないのに人が配送したように実際に配送される。

ルンバ

人が掃除機を動かすように掃除する。

目覚まし時計

毎日だれかの代わりに大きな音で起こしてくれる。

ゆりかもめ

運転士さんのかわりになにかが運転している。

ルーター

人の代わりにパケットを操作して送りつけてくれる。ただ人間がやるよりもはるかに高速なので微妙。

WindowsソフトHiMacro

マウスの動きをリアルタイムで記録する。動いている姿はまさに妖精さん。
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se427963.html

RPAが得意なもの

RPAが得意そうなことを簡単な順に並べています。

例ではRPAではないものも入ってますが、ニュアンスがわかってもらえば。

レベル1

耳栓をして目をつぶっても操作できるもの。
キーボード、または特定のボタンやマウスのボタンをどんどん定期的に押せば進むもの。
グルーブしない音楽演奏とか。MIDIシーケンサーとか、産業用のシーケンサーとか。

レベル2

要所だけ確認すれば操作できるもの。
電話がかかってきたら自動音声を流して相手が話したことを録音する留守番電話システム。

温度が高かったらクーラーに温度を下げるように言うシステム。

レベル3

値を見て判断するもの。
一定時間ごとにテレビ番組一覧表をチェックして、好きなタレントが出ていれば自動で予約するシステム。

一定時間ごとにサーバーにメールを取りに行って、持ってくるメールソフト。

レベル4

画像や音声を見て判断するもの。
テレビを視聴中に好きなタレントが映ったと同時に録画するシステム。

監視カメラをどんどん見ていって、どこにいるか確かめる警察のNシステム。

話したらその通りの運転をするナイト2000、アスラーダ。

レベル5

認知しながら操作するもの。
将棋ソフト。ただ、これは認知というより、パターン認識かもしれない。高等なパターン認識は認知になる。

レベル6

オートお金儲け。

できればいいやねーーー。

まとめ

あくまで自分の妄想に近い勝手な認識です。
でも当たってはいないけど、全く外れでもないと思っています。
正確にRPAとは何かというのは、明確にこれだというものは、もしかしたらないのかもしれません。
自動化されたらみんなRPAなのかもしれないし、RPAツールを使ったものだけがRPAなのかもしれないですし。人によってバラバラな感じがします。
来年はRPAをテーマに活動するので、RPAの得意なもののレベル2くらいのものまでは作りたいなと思っています。

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