正しい言葉

あまり私自身、正しい言葉というのが苦手なので、そんな私が言うと説得力がないのですが、パソコンの用語に関して、正しくない言葉を使ってしまうと、どうしても勉強不足だなとかちょっと恥ずかしいなと思われてしまいます。

新型コロナウイルスの騒動で出てきた言葉に「コロナ禍」という言葉があります。「ころなか」と発音するそうです。私はすっかり「コロナ渦(ころなうず)」だと思っていまして、なんとなく語呂が悪いセンスのない言葉だなぁと思っていたのですが、実際にはちゃんとした意味のある言葉だったということに気づいて少し恥ずかしくなっています。

「ころなうず」とテレビでタレントさんが言っていたのを聞いて、なんか気持ち悪い言葉だなぁと思っていたにも関わらず、それでいいんだと確信を持ってしまったのですね。

そういうことがパソコン用語でもよく起きています。

この記事を読んで、もしもそんなことがあったらちょっと恥ずかしくなると思うんですが今後のために最後までぜひぜひ読んでください。恥ずかしいのは一瞬です。

あ、口うるさい話じゃないです。Wordのエディター機能でガンガンチェックはいるような「い抜き」「ら抜き」ことばを平気で使ってる記事です。結構青のアンダーラインだらけです。

正しい言葉ではないデメリット

いろんなデメリットが考えられるのですが、一番はほとんどの人が正しい言葉を使っているところを勘違いした言葉でずっと使い続けて、本人は気づかないので影響はないのですが、周りで聞いてる人が、いつどんなタイミングでそれを訂正するかとても気を使います。そういう意味でも信用を失うこともあり得るのかもしれないので、やはりきちんとした言葉を使っていくといいと思っています。

特にパソコンに関しては、正しい用語を使うことが普通で、実際には意味が通じればいいのですが、正しい言葉を使ってない時にとても気になってしまう分野だと私は感じています。

それだけに気になりすぎた人が怒りにも似た感情を ぶつけてくるときもあるのでそういう意味でも正しい言葉を覚えておく必要があります。

誰かが使った言葉が正しい言葉に思える

コロナ禍の話に戻るのですが、これはそもそも私自身、コロナ渦が言葉としておかしいなと思っていたにも関わらず、それが正解だと思ってしまったところに、このような間違い用語を覚えてしまうメカニズムが隠されているかもしれません。

パソコンに従事している職場であれば、あまりそういうことは起きないと思うのですが、例えば友達同士で会話をしている中で正しくない用語を誰かが使い始めた時に、そういう言い方もあるんだとそのまま素直に受け取ってしまうと間違った用語として覚えてしまうでしょう。

「MOS試験のことエゴサーチしたんだよね」

何がおかしいかわかりますか?

エゴサーチっていうのは、自分のことを Google などで検索することを言いますね。

○○のことについて、サーチはできるのですが、○○のことについて、エゴサーチは出来ないです。MOS試験を自分が受験したことの情報をサーチするということでしょうか、という風に誤解されてしまいますね。

これはおそらくそのように仲間内でお話ししてるうちに正しい言葉に認識されてしまった一例かと思います。

新しい言葉が出てきた時に、その人がその分野に精通している人であれば信用してもいいと思うのですが、それにしても知識もそうなのですが新しいことは自分できちんと調べて使う/覚えるということが重要なのかなと思います。

なぜかそういう言葉になってしまう

どういうメカニズムかは脳科学の専門家ではないのでわからないのですが、人それぞれ言いやすい発音、覚えやすい言葉の流れがあるのかなと思います。

「昨日 Excel をインストロールしたんだよね」

もちろんインストロールという言葉はありません。周りで聞いてる人はおそらくそれはインストールのことだろうなと分かるのですが、でもやっぱり間違った言葉この人使ってるんだなぁとそういう人なんだなぁと思ってしまうということは否めません。

周りでもそのことに指摘する人がいるのであればちょっと嫌な思いをするかもしれないですけどそれはラッキーなのかもしれません。指摘されることで修正されるのですから。それを言って誰にも言われないとそれは自分の中で正しい言葉として記録されてしまいます。

そうするとその言葉をずっと使うようになってしまうので、あるところで気付いて修正してもまたどこかで出てきてしまうという人を何人も知っています。特にこのインストロールという言葉は指摘された後でも使う人はとても多いです。

これは一番厄介で、誰かが指摘しない限り本当に気付かないです。そしてそのままずっと恥ずかしい状況のままいてしまうという痛々しい状況です。かといって指摘するのも何となく嫌な感じがしますよね。

普通にそういう言葉になる

私自身はパソコン用語でとても違和感を持っている言葉があるんですが、それがなぜか一般的に使われて意味が通じる言葉になってしまうというのがあります。あまり口うるさく言うのも何なんですが、実際に私を思ってしまうので仕方ないところかなと思っています。

「このパソコン重いんだよね」

いつも思うんですけど、私は何 kg あるんですかって聞こえてしまうんですよ。本当はこのパソコン遅いんだよねだと思うし、それでも時速何 km ですかっていう話なんで、本当であれば、このパソコン動作が遅いんだよねって言って欲しいんですが。

しかし、最近の国語の教科書でもあるように、一般的に使われている言葉が正式に使われている言葉に変わるということはよくあるのでしょう。

これは気になってしまう私の方にも問題があるの思うんですが、実際に気になってしまうのでそういう人間もいるかもしれないと思うのが気遣いなのかなと思います。

私の記事では、ご提供させていただいているものも含め、パソコンが重いと書いてあればそれは確実に故意に書いてます。その方が伝わるなぁと思えば書いてるし、でも出来る限り最大限でパソコンの動作が遅いと書いているはずです。

正式用語のはずなんだけど

たくさんの人が使っている言葉で、ちゃんと裏付けを取って確実に正式用語になっている言葉でもそんな言葉ないから使わないでと言われた言葉はいくつかあります。

「プリントアウトという言葉は正式じゃないので使わないで」

え?と思うんですが、これはかなりの確率で言われたことがあります。

確かにパソコンの正式用語というのは法律用語などと違って誰かが本当に正しいものを作ったというものはおそらくないはずです。

学問で教えるにしたって、それが本当に正式用語なのかと言われるとよくわからないところがあります。例えば表計算ソフトという代わりにエクセルと言ってしまえばギリギリ正式用語かなというところもあります。ちょっと例えが悪かったですね。でも今は思いつかないのですがギリギリ正式用語の境界にある言葉はたくさんあると思います。

そこはそれぞれの人の価値観で正式用語なのかそうではないのかが変わってしまうので、「プリントアウト」にしても、みんながわかる「印刷する」と言った方が平和なのかもしれません。

圧倒的に正しいものに興味がない

「マクロソフトのアクセルってインストロールされてるのかい?」

ほとんどの人は失笑していると思いますが、これ実際に言われたことある言葉なんです。

全く一つも正式な用語がない、これは知識不足なのでしょうか。

これは私も出席した会議で、上役の方同士で、何度も発言された内容なのです。

ていうことを言うとそういう上役の人は仕事もできないでパソコンのことも全然わからないようなイメージを持っているかもしれませんが、パソコンに関しては苦手かもしれないのですが、バリバリ仕事をして結果も出して部下のミスはきちんとフォローする男気のある方々なのです。実際は。

ただ残念ながら、自分たちの中で特にパソコン用語に対して正しくなければいけないという意識があまりにも欠落しているという方も結構います。

正直パソコンの正式用語がどれだけ利益に繋がるかどうかは分かりません。なんとなく考えて聞いた方がそれだってわかればいいじゃんか、になってしまうとこういうことになります。でも仕事においてスムーズなコミュニケーションの妨げになることは 確実ですし、聞いている方が指摘したらいいかどうか空気を読まなければいけないし、何よりも恥ずかしい思いを聞いてるほうがしてしまうという状態になってしまうので、それは健全ではないかなと思います。

どんな用語であれビジネスで使う用語は正しくありたいものですね。

まとめ

新しい言葉をどんどん使っていくと、色々なメカニズムでいつのまにか正式用語ではない言葉を使っている、ということがあるかもしれません。

今の時代、特にビジネス分野では新しい言葉がどんどんどんどん出てきていて、どうしてもそういう言葉を聞かなければいけない状況になっているし、ヘタをすると自分でも使わなければいけないようなこともあります。

個人名を挙げるのはあまりしたくないんですけど、小池百合子さんはものすごく新しく英語の言葉を新しい用語として作り出して発信しているのですが、今のところノーミスで正しい言葉だけを使っているのでよく勉強しているんだなと、まあ私のような小物からそう思われても仕方ないんじゃないかなとは思うんですが。

でもやっぱり新しい言葉をどんどん作り出している人の発言を聞いていると、どこかでいつか失敗してしまうんじゃないかと言う綱渡りの部分に私はどうしても見えてしまいます。何よりも新しい言葉を突然ポンということは、聞いてる人が理解しにくいという視点に立つと急に言うのではなくてクッションを持たせつつ言うべきなのかなと思います。

何よりも新しい言葉で気にならなければそれが正しい用語としてもう自信をもって言って行くしかなくて、もし間違っていたらごめんなさいすればいい話なのかなと思っています。

私はパソコンのことを伝える仕事をしているので、間違いは許されないので、できるだけ堅実な用語の使い方をしていきたいなと、コロナうずの件で反省しました。コロナうずコロナうずって言うと、多分聞いてるほうも相当恥ずかしいと思います。そのことだけはよく知ってます。

こういう話をするとマナーじゃないかっていうふうに取られるんですが、マナーというよりも聞いてる相手が恥ずかしくならないような気遣いのお話なんじゃないかなと思います。

サトウヨシヒロ

Excelを中心としたMicrosoft Officeの魔法使い。
仙台市在住のフリーランスのパソコンインストラクターです。
1969年1月生まれ。
Excelを黎明期から30年近く使っています。Wordも使えます。
出版社様と一緒にExcelの情報発信もしています。
最近は羊に夢中です。
2020年は令和時代のExcelの使い方と教え方を勉強しています。

Twitterでも業務で使える便利なOffice技をめっちゃつぶやくツイッタラーです。@yosatonet

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