パソコン操作を記録できるWindowsフリーソフトHiMacroExの紹介

実は前々から紹介したいと思っていたのですが、いろいろと後回しになってしまいました。
今日は、パソコン操作を記録できるHiMacroExというフリーソフトについて紹介します。パソコン操作を記録すること、かなりRPAに近い操作ができるので、私は簡易RPAを実現する仕組みだと思っています。RPA入門にも使えます。

HiMacroExは何をするもの?

HiMacroExはパソコンのマウスとキーボードの操作を記録してくれるWindows用のソフトです。
フリーソフトで無料で使えます。
ダウンロードページ

HiMacroExの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
マウスやキーボードの操作を簡単に記録、再生できるPC自動化ソフト

いろいろな形で記録してくれますし、記録した内容は後で編集することもできます。
また、0から自分で操作内容を書き込んで作っていくこともできます。
記録もリアルタイムで記録してくれたり、操作したものだけ待ち時間なしで記録することもできます。
では実際に記録してみましょう。
Excelの数値が、スピンボタンをクリックすることによって増加するようにし、その結果、一覧表が計算されるので、それをWordに貼り付けるという流れです。

そして再生してみます。再生ボタンを押しただけです。

この流れを再生ボタンを押しただけで何度も繰り返してくれるのです。
このような自動化をする場合、VBAによる自動化がとても似ていると思います。
VBAでこの仕組みを作るとなるとまた大変ですけど、手作業を記録できるというだけでできるので楽です。

ループの回数も指定できます。無限にという指定は、記録内容を編集しないとできないのですが、9999回までは指定できます。

記録内容は保存もできますし、読み出すこともできます。

HiMacroExのおすすめの設定

HiMacroExはマウスの軌道などを記録してしまうので、後で編集するのが大変になります。
そこで、以下のような設定をお勧めします。
マウスクリック記録、時間記録、だけ指定ですね。

VBAの方が優れている点

HiMacroExで外部からExcelやWordを操作するメリットはお分かりになっていただいたと思います。VBAで全部作るよりも楽ですよね。
でも、VBAの方が優れていることがいくつかあります。
まず、外部から操作するので画面の構成や画面の大きさが変わると使えなくなります。
また、クリックを時間で記録するので、安定して確実にクリックできるのかというと不安なところはあります。クリックのタイミングでパソコンが一時的に一瞬でも止まってしまったら、そのような時です。
VBAでは、アプリケーションに対し、内部から完全に操作するのでクリックしそこなったなんてことはありません。
また、VBAでは、クリックまでの待ち時間が発生しないので、最短時間で操作されます。
このような違いを踏まえて、VBAでの自動化とHiMacroExでの自動化を両立していくといいと思います。

併用

おすすめの使い分けは、VBAでできるものはコスト高にならない程度でVBAで作成して、HiMacroExではそのVBAを起動する操作をしていく、という流れがいいのではないかと思います。
今回、ワンクリックするだけでExcelの表を自動的に変更できたような、そんな仕組みを仕掛けておいて、HiMacroExでそれ以外の繰り返しの部分だけ作成するという流れです。

RPAとして考える

RPAとして考えると、HiMacroExでは物足りない部分があって、状況の判断ができません。つまり、パソコンに指示するだけでパソコンがどんな結果を出してくれたかとか、状況とかが判断できません。
なので、RPAっぽく使うのであれば、指示しっぱなしでもいけるような使い方をしなければなりません。
どうやらクリップボードの値を拾ってその値で分岐とかはできるようです。とすれば、処理成功したらシーケンス番号的なものをクリップボードに入れるVBAを仕込んでおいて、想定されるシーケンス番号が戻ってこなければ待つとかということはできそうな気がします。

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