Excelのセル以外の参照先

普通、Excelは、セルの中に「=」から始まる計算式を入力します。
でも、それがセル以外でもできるのです。
私の知る限りのできる場所を紹介します。

共通した設定の方法

セル以外にセルの値を参照するには、「=値」の形でしか受け付けてくれません。四則計算や関数は使えません。
事前に計算式をどこかのセルに入れておくか、名前機能に計算式を登録し、名前で参照すると良いでしょう。
また、その参照式の入力は、参照先のものを選択した後、数式バーを使って入力します。

テキストボックスに参照式を設定する

テキストボックスを選択します。

数式バーで「=」のあと、参照させたいセルをクリックします。

Enterすれば、テキストボックス内の文字がセルとリンクしました。

グラフ内のタイトルやラベル

グラフタイトルを選択します。

数式バーでテキストボックスと同じように参照させたいセルをクリックします。

グラフタイトルがセルとリンクしました。

画像

写真などの画像を選択します。

数式バーで「=」のあと、参照させたいセルをクリック、または複数セルをドラッグします。

写真が、参照したセルの画像になりました。

まとめ

今回は、テキストボックスやグラフタイトル、画像に対して、「=」から始まる参照式を設定してリンクするということをしてみました。
セルに他のセルの値を表示するというのと同じように、これらのものにもリンクするような設定ができるので、一つの作業効率化や、体裁の統一されたビジネス文書の作成ができるのではないかと思います。

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