日本商工会議所プログラミング検定がエモすぎる件

日本商工会議所でプログラミングの検定が始まります!
これ、とってもエモいです。
どんなところがエモいかというのを現段階の検定の情報を紹介しながらお伝えできたらなって思います。

日商プログラミング検定の詳細!

ここに詳細を書くよりも、公式サイトが詳しいのでリンクで紹介します。

ソードアートオンラインでブランディングされています。この点は福山雅治と同じ年のおじさんには少しハードルが高いです。

日本商工会所の検定とは!

日本商工会議所って聞いたことありますか?商業系の高校の学生さんや卒業生なら名前を聞いたことがあるでしょうか。
商工会とは、その名の通り商売や工場を経営している事業者や企業に対して経営の相談や様々な社会貢献をする組織です。その全国版が日本商工会議所です。(ざっくりしててごめんなさい)
その日本商工会議所で実施している検定で一番有名なのは、なんといっても簿記検定です。あと、秘書検定もありますね。
パソコン系の試験も古くはワープロ検定が有名でした。今では日商PC検定という、アプリケーションで言えば、Word、Excel、PowerPointの検定があります。
内容が、超実務主義。解答プロセスは指示以外のものに関しては問われません。時間内に課題を指示に正確に作成できればそれでOKです。今はコンピュータ採点になりましたが、昔は成果物の印刷面だけの審査が行われていました。おそらく1級ではまだ人による審査になっているのではないかと思います(要出典)。
私の思っている受験者層は、決してその道のプロフェッショナルだけではなく、もともとはその分野の学校を卒業しているというよりも、社会に出て業務の中でそのスキルが必要になった人が勉強して受験する、というイメージです。

日本商工会所でプログラミングスキルを判定する意味

そんな日本商工会議所がプログラミングの検定を始めました。
プログラム検定じゃなくてプログラミング検定なところがミソだと思いませんか?
プログラム検定だとプログラマ向けのような感じがします。日本商工会議所で「プログラミング検定」というと、一般事務やその他の仕事でプログラムが必要だなと思った人が勉強してその結果として資格が取得できるという感じ、しませんか?専門家向けじゃなくてビジネスパーソンすべてがプログラムを理解すれば今の仕事、もうワンステップ先に進めるよと言ってるような気がします。
小学校でプログラミングを教える意味にも繋がりますが、プログラミングを知ること=仕事を順序立てて一番効率のいい方法で進めていく、これが個人個人レベルでできるようになることで、その人一人だけではなく、チーム全体の生産性を上げることに繋がります。プログラムを実際にするしないに関わらず。
そのメッセージを私は感じました。

VBAで受験できる

個人的には、VBAで受験できるというのがうれしいです(上級試験のみ)。
C言語、JAVAでも受験できるのですが、一般事務の人が一番使うプログラミングツールは事実、VBAだと思うんです。
VBAがプログラム言語なのか、Microsoft Officeの一機能なのかという疑問はありますが。

試験のレベル

今公開されているサンプル問題で下の2レベルがありましたので見てみると、ITパスポートよりはかなり低めに設定されていると思います。
IC3の知識があって、少しプログラムの勉強をすれば合格ラインは難しくないと思います。
現役プログラマならお茶の子サイサイだと思いますが・・・。
ただ、日本商工会議所さん、さすがです。一筋縄ではいかない。
サンプル問題で、LEDの点灯するプログラム、通称Lチカの課題がありました。
これって本筋はプログラムスキルを判定するし、解答にもそれ以外のスキルはいらないのですが。
受験者によっては、これをハードウェアや電子工作の分野と捉えて、そんなのやったことないよ!と思えてしまうかもしれません。
ここ、私の日商さんの検定の大好きなところで、その仕事の経験がなくてもその仕事を想像する力も求められてると思っています。なので、より実践的といえるのです。

期待しかない

本当に期待しかないわけです。専門家ではなく、エンドユーザー向けの専門知識の試験として唯一の存在になるのではないかと思っています。
もちろんそんな中で上級の試験は専門家レベルの知識を持っている人だけが合格するといった試験であってもいいと思うし、合格率が0.7%とかでもいいと思うし、自分はそのレベルに到達できるかわからないけど、勉強だけはしてみたいと思うのです。
あと、教材は早くでてほしいです。FOM出版様、日経BP様はじめ各出版社様、よろしくお願いいたします。
本格始動したら受験日記をつけますね。

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